CSR活動

みらかグループは変革によって、サステナブルな成長を目指します。

みらかホールディングス株式会社
取締役 代表執行役社長 兼 グループCEO

竹内 成和

今こそ、変革の時

みらかグループの使命は、人体から発されるさまざまな“メッセージ”を臨床検査で正確に読み取り、その結果を医療現場にフィードバックすることで、医療や社会に貢献することです。その責任を従業員一人ひとりが常に意識し、事業を通じて健康で豊かな社会の実現に貢献していくことは、私たちの最も大きな使命であり、CSRの根幹をなすものでもあります。そして、この使命を今後も果たし続けるために、みらかグループは今、自らを大きく変革(Transform)していかなければならない――私は、そう考えています。

医療現場と社会の多様なニーズを満たすには抜本的な改革が不可欠

みらかグループを取り巻く事業環境と、ステークホルダーからの期待は大きく変化しています。例えば医療の進歩において、がんゲノムをはじめとする遺伝子治療や再生医療は、日進月歩で進化を遂げています。当然、臨床検査もこの進化に対応することが必要であり、新たな医療の世界においても、みらかグループの価値を提供し続けられるよう、我々自身が進化していく必要があると考えています。変わったのは医療だけではありません。社会からの期待、意識や考え方が大きく変化しています。
そんな中、みらかグループの事業を構造そのものから、そして従業員一人ひとりの意識から抜本的に改革していくという意思を込め、私は、2017年を「第二の創業」の年と位置づけ、同年に開始した中期経営計画を「Transform! 2020」と名付けました。そして同時に、企業理念とビジョン、価値観・行動様式を策定しました。その背景としては、このような環境の変化に対する危機感があったからです。

変革と新たな価値創造の象徴、あきる野プロジェクト構想を発表

企業理念に掲げた「医療における新しい価値の創造」を象徴するプロジェクトのひとつが、2017年に設立したみらか中央研究所です。同研究所では、基礎研究に注力することで、次世代の事業シーズを継続的に生み出すことを目指しています。
本年6月には、あきる野プロジェクト構想も発表しました。あきる野プロジェクトは、まさにイノベーションを起こすための施設です。従来のラボの単なる改良版にするつもりは全くありません。積極的に自動化やAIの技術を導入し、処理時間の短縮や人為的ミスの軽減など、検査品質の向上を実現するなど、これまでの検査のあり方を根底から覆すようなものにしたいと考えています。また、将来の事業シーズを生み出す研究開発活動も充実させるべく、R&D棟も設ける予定です。その一方で、我々の責任である「検査を止めない」ために、建物そのものを免震構造にすることで、地震発生時においても事業が継続できる対策も講じています。

CSRの考え方を変革のドライバーに従業員の意識と行動を変えていく

竹内 成和がソファーに座っている様子竹内 成和がソファーに座っている様子

変革の鍵を握るのは、やはり「人」です。今、私たちは、従業員一人ひとりの意識と行動を変えていくソフト面の改革に力を注いでいます。
これまでの仕事のやり方や成功体験、事業会社の垣根に固執するのではなく、リスクをとって変革に挑戦すること、そして、挑戦や成功を称えあうことが求められています。これらを組織風土に根付かせる上で重要な役割を果たすのが、「医療、健康ニーズに応え、お客様の期待を超える」「全てのステークホルダーからの信頼を向上させる」など、CSRの基本をなす考え方であると、私は信じています。2017年より運用開始している価値観・行動様式にこれらの内容を盛り込んだ理由は、ここにあります。
変化をおそれるのではなく、変化を楽しみ、新しい一歩を踏み出す。みらかグループは、改めてグループ一丸となって、医療における新しい価値の創造に挑戦していきます。