CSR活動

日本と世界の医療課題を解決する製品・サービスを提供

富士レビオ・ホールディングス株式会社
代表取締役社長

芦原 義弘

感染症を中心とする検査試薬で世界の医療に貢献

見えない世界を見えるようにする、それが検査の役割です。私たち富士レビオは、設立以来、より微量なものをより信頼性高く測定する高感度な検査試薬と、高精度な検査機器の提供を通じて、世界の医療に貢献し続けてきました。
富士レビオが世界で初めて世に送り出した梅毒の検査試薬「梅毒HA抗原(TPHA)」は、1966年の発売開始から50年以上の時を経た今なお、世界各国でゴールデンスタンダードとして信頼され続けています。TPHAをはじめとするマニュアルタイプの検査試薬は、経済やインフラの整備状況などの関係で自動検査機器の使用が難しい国・地域でも導入しやすく、感染症との戦いに大きな役割を果たしてきました。簡便、低コストかつ高精度なこれらの製品を提供し続けていくことは、私たちの原点であり、社会に対して果たすべき責任でもあります。

多様化する世界の医療ニーズを的確にとらえ事業を展開

世界の医療現場の変化に目を向ければ、高齢化の進展や経済成長を背景とした認知症やがん、生活習慣病の増加など、感染症以外の分野でもさまざまな社会的課題が生まれています。こうした中で富士レビオは、全自動システムで測定可能な世界初のアルツハイマー診断薬を欧州で提供開始するなど、独自性の高い新製品や検査項目の開発に取り組んでいます。また、中国では、B型肝炎から肝硬変を経て肝臓がんに至る疾患メカニズムの啓発と合わせて肝細胞がんマーカーである検査試薬の提供を推進し、インドには現地法人を設立するなど、2017年に設立した富士レビオ・ホールディングスのもとで各国の医療ニーズを的確にとらえた医療への貢献を進めています。
日本にもさまざまな医療課題がありますが、地域医療の持続可能性向上は、今後ますます重要になっていくでしょう。私たちは、受託臨床検査を担うエスアールエルとともに、みらかグループとして活動することで、医療機関や医療従事者に最善のご提案を行い、地域医療インフラを検査の側面から支えていくことができます。

オンリーワンの製品開発と協働で新たな価値を提供

富士レビオの、そしてみらかグループの提供する製品とサービスは、健康で豊かな社会を支えるために存在しています。その社会的責任を果たし続けるためにも、私たちは、日々の業務を正確に遂行するとともに、関連法規の遵守や環境負荷低減など、企業としての社会的責任を誠実に果たします。そして、オンリーワンの製品開発・提供や、グループ内の協働を通じて、新たな価値の創造を続けてまいります。