CSR活動

受託臨床検査事業を通じて提供する価値

特殊検査を通じた「患者さまの各種病態の解明」に向けて弛まぬ努力を継続

白衣を着た女性が作業している様子
さまざまな疾患に苦しむ患者さまの治療に貢献

エスアールエルでは、がんゲノム遺伝子検査として、次世代シーケンサー(NGS)を利用した、肺がん領域の検査を受託しています。NGSは数十から数百の遺伝子を同時に解析できるため、検体量が少なくて済むだけでなく、100名に1、2名程度の遺伝子変異例についても同時に検出することができます。これにより、より有効な治療薬の投与につながり、高額医療になりがちな、がんのコンパニオン診断の包括医療費抑制が可能となります。
また、患者数が少ない、いわゆる希少疾患に対する検査・治療は経済的な問題もあり、その他の疾患に比べ研究が進みにくい、という課題があります。エスアールエルでは、社名の由来である「スペシアルレファレンスラボラトリー」の名の通り、特殊(臨床検体)検査の標準となる検査機関であることを使命として、アンメット・メディカル・ニーズ(希少疾患を含む、現在有効な治療法が存在しない疾患に対する要望)への貢献に積極的に取り組んでいます。
研究データが少ないため、検査項目を自社で開発するなど、困難は多いですが、慢性疾患であろうと、希少疾患であろうと「臨床検査としての位置づけは平等」という理念に基づき、臨床検査におけるリーディングカンパニーとしての責務を果たしていきます。
他にも再生医療における評価試験も実施しているほか、厚生労働省にウイルス検査の統計データを提供するなど、自社だけではなく、医療全体の進化に貢献するための活動を行っています。

※次世代シーケンサー:Next Generation Sequencer

特殊検査

代表的なものとして遺伝子関連や染色体などの検査項目。
高度な技術や設備を必要とする場合が多く、大病院であっても多くは外注され、主にエスアールエルのような大規模検査センターが受託する。

VOICE全方位型総合検査会社として

エスアールエルの強みは、検査項目に偏りがなく全方位で受け入れることができるだけでなく、新しい検査項目にも積極的に挑戦する姿勢を持っていることです。これからもこの強みを活かし、総合検査会社として、すべての医療に対して貢献していきます。

エスアールエル 検査部門
遺伝子・染色体検査部
部長 別府 弘規

新しいラボの展開による、地域医療への積極的な貢献

エスアールエル建物内の様子
迅速な検査結果のご提供で地域医療の発展に貢献

厚生労働省が医療機能の分化・連携を推進していく中で、地域に根差した診療所やクリニックの重要性は今後より高まっていくと予想されています。
エスアールエルでは、そのような時代の変化に対応することで地域医療への貢献を目指し、新たに「サテライトラボ」の開設を進めています。これまでは東京都八王子市にあるラボで実施していた検査を、より近くで実施することができます。2018年3月には「エスアールエル世田谷ラボラトリー」、5月に「SRL Advanced Lab. Azabu」の2施設を開設しました。
サテライトラボでは、一般的な検査では最短30分、標準でも2時間で検査結果を報告することができ、より早い診断の実現に寄与しています。迅速な検査結果のご提供は、早期治療・早期回復につながり、今後地域に根差した「かかりつけ医機能」を担う診療所やクリニックからの検査需要にも、お応えすることが可能となります。
また、世田谷ラボラトリーでは検査スタッフの研修等の実施にも対応した施設であり、より近くで医師や患者さまの声を聞くことで、検査品質の向上と臨床検査に従事する意識の向上につなげています。

VOICE地域密着型だからこそできる医療への貢献

営業員に同行し顧客である医療機関へ訪問することができるのは、地域密着型のサテライトラボならではの魅力です。医師の方々から貴重なご意見を直接お聞かせいただくことで、現場でのニーズを把握することができるだけでなく、こちらからも専門的な知識や要望をスピーディに提供することで、地域医療に貢献できるよう努めています。

エスアールエル 営業部門
首都圏検査部 港検査課
課長 丸山 典子

SRL Advanced Lab. Azabuは、エスアールエルが提供する開業医向けサービスのショールーム機能も兼ね備えています。